中小企業診断士の転職 私がアパレルからコンサル会社に就職した話



こんにちは!


ストレート合格診断士、ことまです。

こっさんと呼んでください。


少し前に、「営業一筋の私が中小企業診断士になってコンサルタントを目指した話」の記事で、なぜ営業マンである私が中小企業診断士を目指したのかや私の経歴、どのように一発合格したのかをプロフィールがてらご紹介しました。


その話が大変好評!だったため、今回は中小企業診断士の二次筆記試験合格後の続きの話をしたいと思います。

ほんとかよ。
たいして面白くなかったけどな。

あやしいでしゅね。

よくある、前回好評だったから今回も見てね詐欺じゃない?




ドキっ!


「たぶん。。」

その目を合わせないのが、あやしいんだよ。

顔がうそくさい。
ブサイクだし。




と、ということで今回は、

  • 中小企業診断士試験の合格後
  • コンサル会社に転職
  • その後の話



以上をなが~くお話したいと思います。


具体的なコンサルの仕事の話もしますので、楽しみにしておいてください。


そして、、

今回も涙なくして読み続けることができない感動巨編となっていますので、是非ハンカチのご準備もお願いしますね!

うそくさ。。

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中小企業診断士試験の合格後はどうなった?


中小企業診断士の二次筆記試験を運よく一発合格した私は、二次口述試験実務補習を無事に終え、晴れて「中小企業診断士」になったのです。


「これからワクワクドキドキな毎日が待っているに違いない!」

と、私は期待に胸を膨らましていたのです。


合格して仕事が激変!?



診断士試験の合格後は、私の仕事や生活が激変しました!

と言いたいとこなのですが、特に変わらない現実が待っていたのです。


「あれ?おかしいなぁ・・。」


と思っていたのですが、そりゃそうですよね。

今までやってきた営業の仕事が突然、経営関係の仕事になるわけでもないし、お客さんが急に変わるわけでもない。

特に私がいる会社は規模が小さいので、経営企画室や経営知識を活かせられる仕事もないし、当然っちゃ当然。

中小企業診断士は大きい会社の方がより活かすことができると、「中小企業診断士になるメリット 中小企業の会社員が取得すると・・」の記事でも言いましたが、小さい会社では活かしきれない。

まさにその通りの現実となった感じですね。

もっと劇的に変わるのかと思ったら、そうでもないのか。。
ちょっとショックだな。




もちろん、診断士の知識がまったく活きないことはありません。

営業のやり方や数値計画の作り方の考えは変わりましたし、会社全体のことも考えるようになりましたしね。


そして、今までの仕事を変わらず続けていたのだが、やりづらくなったことがあります。

自分の会社の社長との関係や、会議ですね。


社長はプライドが高いので、私みたいに経営知識を持たれると嫌がりますし、もちろん決算書なんて見せてくれません。

自分の給料を知られると嫌でしょうし、口出しされるのも嫌なんですね。


そして会議での数値計画の話や、戦略の話になると、途端に皆、私に気を使いながら話すんですよ。

例えば、

「まあ、ことま君(私です)は数値に詳しいから、分かってもらえると思うけど。」

「戦略はことま君の方が詳しいだろうけど、私はこう思う。」


みたいな、いちいち前置きして話すからうっとおしいんですよ。。


中小企業診断士の合格後はこんな感じで、しばらく過ごしてましたね。


変わったことと言えば、試験のことを考えなくてすむこと、試験勉強をしなくなったので、時間を持て余すこと。

それぐらいですかねぇ。。


なので、試験勉強で使っていた時間を別の時間に使うことにしたのです。


仕事以外が充実する



診断士試験合格後は仕事は変わらないのですが、仕事以外のことで変化が出てきました。


試験勉強で使っていた時間を、専門書を読む時間にあてたり、中小企業診断士のイベント、研究会や飲み会、補助金の手伝い、共同執筆の時間に使うようにしました。

つまり、詳細は「中小企業診断士の副業 副業の稼ぎ方と私のおススメを紹介!」でご確認いただきたいのですが、副業として診断士活動をすることにしたんですね。


資格学校の仕事や「タキプロ」「ふぞろいな合格答案」の活動に参加できるチャンスもあったんですが、私はやめました。

なぜなら、中小企業診断士試験の知識に自信がなかったことに加え、実務(コンサル活動)の方に力を入れたかったからです。


なので、診断士活動に積極的に取り組んだ結果、中小企業診断士の人脈が爆発的に増え、補助金や執筆の仕事(無償)をさせてもらうようになりました。


こんな感じで仕事以外は充実したのでした。

こっさん、途方に暮れる


会社での仕事以外に、中小企業診断士活動が充実し出していたのですが、具体的に何を行っていたのかと言いますと、


◆月に1回開催される、中小企業診断士の研究会をいくつか掛け持ちで参加する



4つほどの研究会に参加し、飲み会にも参加して積極的に話しかけ名刺交換を行っていましたね。

私は営業なので、積極的に話しかけることや場を盛り上げることを得意としていたので、名刺の数がかなり増えました。

また、診断士のイベントにもすべて顔を出し、あえて目立つような動きをしてたので、診断協会の偉いさんにも顔を覚えてもらい、その年の合格者の中ではある意味、私は有名人だったんです。


なので、飲み会代もバカになりませんでしたね。。

嘘っぽいけど、確かにおめぇはバカで、ノリだけはいいもんな。

こっちゃんもでしゅよ。

こっちゃんは有名人でもなく嫌われ者だけどね。

◆補助金支援



増えた人脈を活かし、補助金支援も行っていました。


具体的には、一人の診断士から「小規模持続化補助金」のお手伝い依頼が来て、駆け出し診断士の数人が集まって申請書作成を行うというものです。

土曜に企業訪問をしたり、社長に来てもらったりしてヒアリングを行い、日曜に集まって打ち合わせ、平日の夜に申請書作成を行うというものですね。


何件かを受け持ってたのですが、これが時間がかかるんですよ~。

なんせ、やったことないですし、申請書の書き方もよく分からないですから。


実は補助金支援は無償だったのですが、経験や実務ポイントがもらえる理由で引き受けたのですね。

申請書作成経験ができるのは貴重ですし、何より、”中小企業診断士として” 活動できていることに喜びを感じていた自分がいました。


◆共同執筆



こちらもある人脈から依頼を受けました。

診断士の数人で集まって記事を書くものですが、こちらも無償ですね。


共同執筆でも本の著者に自分の名前が出ることで、自分の拍が付くと思ってましたし、何事も経験だと思ってたのでやりました。

結果的には、あまり拍が付きませんでしたけど。。


能力の無さを痛感する



研究会や補助金、共同執筆等で、中小企業診断士活動を忙しくしていたのですが、落ち着いてくると、


「次は何をすればいいのだろう?」


という、壁にぶち当たりました。


中小企業診断士の資格を活かしたい、何かをしたい、でも何をすれば良いのか分からない。

ここまでは、たまたま知り合った人等の人脈からお手伝いをしていたのだが、そこから先、どう動けばいいのか分からないのである。


中小企業診断士としては、やはりコンサルティングをしたいのだが、どうすればコンサル案件を取れるのか?


自分が詳しい業界はアパレルだけなのだが、仕事上でかかわりのあるアパレル企業をコンサルするわけにもいかないのに加え、平日にコンサルする時間もない。

ただ、コンサル案件をとったところで、どうコンサルしたらいいのか分からないし、今までの経験では知識も能力も足りないし、やれる自信もない。


だから動けないのだ。


やはり巷で言われている、診断士には専門性が必要だということなのだろうか?

専門性がないと、何をウリに集客したらいいのか分からない。まして能力もない。

私は営業を専門としているが、だからと言って人に教えられることが何か分からず、自信を持って支援することができないのである。


とにかく、分からない、自信がないのオンパレード。


私は正直、途方に暮れていた。。

私のウリにできるものは何なのか、どうすれば専門性を身に付けれられるのか 。


そんなときに、目に飛び込んできたのが、ある人のブログである。

こっさん、セミナー講師になる


今後どうしようか途方に暮れているときに見つけたのが、起業支援を行っている人のブログでした。

当時、私は何をしたらいいのか分からず、とりあえず情報を集めまくってたのですが、その時にヒットしたんですね。


“赤いものを意識しておかないと、赤いものは目に入らない” とどっかで聞いたことがあるのですが、まさしく、私が意識していたから目に入ったんでしょう。

その人のブログやサイトを見ていると、起業支援の協会ビジネスを行っているらしく、私はそのことに興味を持ったんですね。

協会ビジネスとは、「自分が先生となって顧客をたくさん作り出す従来の講座型ビジネス」ではなく、「自分のコンテンツ(講座、コンサルティング、カウンセリング、施術など)を販売してくれる講師・コンサルタントを養成し、その講師の活躍をサポートすることでビジネスを拡大していく」ビジネスモデルのことをいいます。

協会ビジネス推進機構より



私は、「これだ!」と思いましたね。

まさしく、私が求めていたものだと確信したんです。


なぜかと言いますと、

  • 起業支援という専門性
  • コンテンツの内容の素晴らしさ
  • セミナー中心なので土日に開催が可能



私が求めていた専門性に加え、企業内診断士でも可能であること、何より起業支援という武器が手に入ることでした。

「これが、噂のT字型ってやつか!」


中小企業診断士の経営全般知識に加え、起業という専門性。


セミナー講師、、

うん、これもありかもしれないな。。


◆起業支援という武器を購入する



正直言うと、コンサルタントは今までの自分の経験を活かしたり、コンサル経験によって自分独自のサービス(商品)をつくるべきという考えが私にはありました。


ただ、

「自分の商品(サービス)がないのであれば、買ってしまえ!」


という考えになりましたし、今でもそう思ってます。


よく考えれば、中小企業診断士の知識も結局は誰かの商品(知識)なんですよね。

ポーターであったり、コトラー、組織論や財務知識も優秀な偉人の考えであり、中小企業診断士の誰かの独自発想なんか1つもないわけです。


であれば、発想は同じで、武器がないなら買ってしまえばいいと私は気づいたのです。

つまらないプライドなんか捨ててしまえ!と。


そして、少し前まで途方に暮れていた私の目の前がパッと明るくなったんです!

決断してからの私の行動は早く、お金はかかりましたが、半年かけて「起業支援」という武器を手に入れました。

晴れて、私は起業支援セミナー講師としてデビューすることになったのです。

こっさん、個人事業主となる


私は起業支援コンサルタントとして名乗り、個人事業主として開業することにしました。

ただ、独立したのではありません。

会社員としてアパレルの仕事をしながら、個人でコンサル活動をすることにしたんですね。


個人で活動するとなると、確定申告が必要ですし、税制を考えても個人事業主となる方がいいですから。

会社員の中小企業診断士が個人事業主になるメリットや方法を紹介!

こうして私は開業届を出したのですが、ようやくコンサルタントとして出発できたと思ったんですね。


セミナー講師で苦戦する



物事はそんなにうまくいきませんね~。

起業支援のセミナー講師としてデビューする準備はできているのですが、肝心のお客さんが来てくれません。

まあ、合計すると高額なセミナーですから、簡単に集客できるとも思ってませんでしたが、予想以上に困難でしたね。


もちろん、協会の本部も集客はしてくれるのですが、本部頼みでは集客が難しいのが現状。

ということで、私自身も集客に力を入れることにしたのです。


セミナー集客大作戦


では、どのように集客していくのか?

周りに声をかけまくるのも手ではあるのですが、私が開催する起業支援セミナーは何回かに分けて行うのですが、合計すると高額なんです。

しかも、普通のセミナーみたいに多い人数ではなく、少数で行う顧客密着型のため、セミナーを行う前にセミナーの理念であったり、趣旨や内容の理解を深めておいてもらう必要があるんですね。

つまり、人数を集めるだけの集客はしてはダメなんです。


なので、セミナーブランド価値を高めると共に受講生との距離を縮めるための集客方法として、ブログ集客を選びました。


しかし、ここで問題が発生!

私はなんと、、

“IT音痴” だったのです!!


マジか。。
そんなんで大丈夫なのかよ?



もちろん、大丈夫なわけがありません!

ブログと言っても、無料ブログだとSEOが弱いので、私はIT音痴にも自分のホームページを作ることにしたんです!

ホームページって作るの大変じゃね?
俺もよく分からんし。



いや~、ほんと大変でした。

ドメインやらサーバーやら、何を選んでどのようにすればいいのか分かりませんし、分からないことだらけ。

正直、吐きそうになったことも多々あり。(笑)


でも、ワードプレスでホームページの土台ができてからが大変でした。

トップページやサイドバー設定、お問い合わせ、プライバシーポリシー、ランディングページ、サーチコンソール、グーグルアナリティクス、ステップメール・・・


そんなにすることあんの?
俺には無理だわ。。

ゲームが得意でも難しいでしゅか。。




め・ちゃ・く・ちゃ、時間がかかりました。


普通の人であればそんなに時間がかからないのかもしれませんが、IT音痴の私には無理!

次から次とトラブルも発生するし、1つ1つ設定するために調べるのも時間がかかる上、うまく設定できん。


だめなのか。。

で、諦めたの?

by こっさんあきら先生

きー!
だから、俺をネタにすんじゃねー!!

よく出てくる、ドラゴンボールネタでしゅね。
ぼく好きでしゅよ。




ここは、”中小企業診断士の名にかけて” 諦めるわけにはいかん!

ということで凄い頑張ったんですね。

でも、マジ吐きそうでほんときつかった。。


それでもなんとか、やりきりましたよ!


そして、下手くそながらブログで発信したおかげで、ポロポロっと受講者が集まってきました。

なので、少しずつ稼げるにようになったんです。

良かったでしゅね!




ただ、私は満足してなかったんですよ。


なぜかと言うと、協会ビジネスのため、協会の考えを伝えることが任務であり、自分の見解でコンサルができないのです。

なので、セミナーはしていたのですが、余談で自分の考えを語る程度で、コンサルはしていませんでした。

まあ、協会ビジネスなので当然と言えば当然なんですが、やはり自分自身の武器と言いますか、自分自身の能力を上げる必要があると再認識したのです。


もちろん、協会の起業支援の方法は素晴らしいし、起業家はもちろん、凄い人とも会ってお話をできるのは良いと思います。


でも、やっぱり私はコンサルがしたかったんですね。


ただ、このコンサルをしたい願望は、セミナーをやる前とは違う感覚ではありました。

セミナー前は漠然としたコンサル願望だったのですが、セミナーをやって実際に色々な起業家や経営者と話をすることで、自分の知識と経験の無さを実感したからです。


やはり、行動して実体験を得ることは大切だと思いましたし、途方に暮れていた時に比べて、少しは成長したのかなと思いました。

会社の業績が低迷


起業支援セミナーの経験を通じて、「コンサルをしたい」という願望が再燃しだしたころ、本業であるアパレル会社がえらいことになってきたのです。


会社の売上が低迷してたのは前からだったんですが、さらに悪化。

中小企業診断士として、私は再建を図るもののうまくいかない。


もちろん、自分の能力のなさもあるのですが、会社内の人間では「改革」はできないと痛感したんですね。

従業員は改善はできても、改革はできないというか、させてくれません。

中小企業では社長が全てであり、社長が改革する気がなければどうしようもないことを知りました。

有能なコンサルタントであれば、何とかなったのかもしれませんが、いかんせん私の能力では無理だと悟りました。


そして、会社内で誰かが辞めなければならなくなったのですが、周りの同僚はアパレル一筋だったため、次の会社が見つかるか分かりません。

なんせ、私も含め皆、いい年だった(40代)んで転職が難しいんですね。


なので、私が手を上げて辞めることにしました。

正直、私も次が決まっていたわけでもありませんし、当てもありませんでした。


ただ、皆も生活がかかってますし、私は中小企業診断士を取得してコンサルがしたい願望があったので、辞めるとしたら私なのかなと思ったんですね。

でも当てもなく辞めるって、無謀じゃね?



そうなんですよ。

ほんとは転職先を見つけてから辞めたかったんですが、考えている時間もなく、しょうがなかったんです。


でも、辞めると言ってから3ヶ月の猶予をもらいました。

そこから必死で転職先を探しましたね!

おっさんが転職って大変なんだろ?
すぐに見つかったの?




いや~、めちゃくちゃ大変でしたね!

なんせ、40のおっさんが未経験のコンサル業界や、未経験の経営企画っぽい仕事を探しているんですから。。


同じアパレル業界の営業とかであれば、見つかるとは思うんですけど、私は中小企業診断士の資格を活かせる仕事、特にコンサルをしたかったんです。


なので、コンサル会社や経営企画的なことができる会社、100社以上にWEBや書類で応募しましたが、9割が書類でアウト。

あまりにも多く応募しすぎて、同じ会社に3回ぐらい間違って応募しちゃいました!(笑)

マジやべーな。。
頭おかしいんじゃね?

ボケてきてるんじゃないでしゅか。。




もちろん全部ダメでしたが、何より勢いと行動が大事ですから!

私から勢いを取ったら、何も残りませんから!!

言葉の意味はよく分からんが、とにかく凄い自信だ。。

いいおっさんが勢いだけって。。
バカ丸出しじゃない?




。。。


ただ、苦労した甲斐あってようやく1社、コンサル会社から内定をもらったのです!

やったでしゅね!!




でもね、、

その会社、ちょっと怪しいのです。

評判もよくないし。。

やべー。
そんな会社、結局は行かなかったんだろ?



いいえ!

会社なんて、入ってみないと分からん!


まあ、他に行く当てもありませんし、大丈夫っしょ!


ということで、怪しいコンサル会社に転職をしちゃったのです。

俺は知らんぞ。。

こっさん、怪しいコンサル会社に転職する!


よく考えれば、長くいたアパレル業界をあっさり捨て、40のおっさんがよく異業種、それもコンサル会社に転職したものだと思いましたね。

転職する前のアパレル会社のメンバーとは長い付き合いだったのですが、辞める理由が私都合ではなく会社都合だったので、最後は別れを惜しみながら、私は去っていったのでした。


そして、いよいよ、私が望んでいたコンサル業界に。


私は気合が入りましたね!

ええ、頑張る気満々ですよ、私は!!

よ~し、、


「がちょ~ん」

気合入れるのはいいんだけど、、
いちいちノリが古いんだよな。




で、期待して入社した初日、私を待っていたのは!!


だから言わんこっちゃない。。




やべーよ。

この会社やべーって!

俺、犯罪者になってしまうかもー!!




詳しいことはお話しできませんが、隣のおばちゃんや上司が、

「この人たち、これでコンサルなんかしていいの?」


ていうぐらいレベルが低いんです。


例えると、コンサルをしたことがないパートのおばちゃんにコンサルをさせている、と言ったほうが分かりやすいですかね。

しかも社長は金をとることしか考えていない、はいいとしても(良くはないのですが。。)詐欺まがいのコンサルをするんですよ!


さらに最悪なことに、商工会議所や公的機関で、私に詐欺みたいなセミナーを主催させようとしているではないか!


「だめー!!」

。。。




このまま、この会社にいれば中小企業診断士でいられないかもしれない。

せっかく苦労して取ったのに、利用されてたまるか!


ということで、1ヶ月で辞めちゃいました。


ここでの教訓、

やはり中小企業診断士として胡散臭い会社に転職しないためにも、論理的に考え、計画的に動きましょう!


てな感じですね。

ただのバカだろ。。

こっさん、本物のコンサル会社に就職する


怪しいコンサル会社で危うく詐欺診断士になることを回避できた理由は、 転職サイトに登録したまま、ずっと他のコンサル会社の求人を見ていたおかげで、 すぐに行動したからなんですね。


とあるコンサル会社が求人していることを知った私は、すぐに転職エージェントに私の今の事情を説明し、そのコンサル会社へ紹介してもらいました。

結果は、何とか合格!

そんなあっさり受かるって、その会社も怪しいんじゃね?



普通はそう思いますよね。。


実はその合格したコンサル会社は、社長が中小企業診断士であることから、同じ診断士として可能性があると私は感じてましたし、従業員に診断士が多いことも有利になると思ってました。

そして、タイミングも良かったんですね。

そのコンサル会社は財務に強く、普通であれば私の財務能力では難しいのですが、今は業務拡大をしているらしく、財務以外にも力を入れていきたいという絶好のタイミングだったことも要因です。


なので、すんなり入社することができたわけであります。

正直、私はかなり運が良いと思いました。

なぜなら、中小企業診断士になってコンサルをしたいのに、コンサルをする機会もなければ能力がないと嘆いている企業内診断士が多い中で、

  • 40のおっさん
  • コンサル未経験
  • 能力も高くない



そんな人間である私が、本物のコンサル会社に入社でき、しかも私は詐欺診断士からも脱出できたし、もう言うことなし!


このときはそう思ったのでした。

こっさん、コンサルに燃える!


繰り返しますが、40のおっさんが未経験でコンサル会社に入れるなんて、ほとんどあり得ないんですよ。

なんせ、私自身がそうでしたが、100社以上も応募して詐欺風なコンサル会社の1社しか通りませんでしたから。


コンサル会社は基本、若手か経験豊富な人しか転職できません。

激務な割に最初は給料が高くないので、若手しか難しいですし、40以上であればそれなりの給料を出すため、経験豊富で即戦力しか取らないです。

なので、私は運が良いと思ってましたから、かなり気合を入れて新しいコンサル会社に入社しました!


私が気合を入れていた理由は、転職できた他に新しいコンサル会社は “財務に強い会社” だったから。

先ほども言いましたが、私は数字に強くなく、むしろ弱い方だったんですね。


でも、なぜ数字に弱い私は財務が強いコンサル会社に転職したと言いますと、私が数字に弱いというコンプレックスを持っていたことに加え、「コンサルタントは数字に強くあるべき」と勝手に考えていたことが理由であります。

やはり、数字でモノを語ることに憧れを抱いてましたし、経営計画も数字ありきだと思うんです。

なので、マーケティングや組織人事、営業、IT等、色々ある中で、あえて財務(数字)に強い会社に転職したわけであります。


思い切ったことをしたよな。。
付いていけるのかよ?



いやー、やはり最初は訳も分からず、めちゃくちゃ大変でした!


ただね、、

やはり、私がしたかったコンサルに加え、数字に関連した業務をさせてもらうのに凄く充実感を感じていたのです!


もちろん最初は見習いやサブ扱いですけれども、自分が前からやりたかったことである、決算書を見ながら経営計画を作成することや補助金支援、公的業務である専門家派遣も一人でさせてもらい、顧問としての面談も行う。

まさに私は今、コンサルタントではないですか!


しかも、公的業務ではなく民間業務を行ってるんですよ。(単価が低い専門家派遣は腕試しみたいな感じで、いつもは引き受けない仕事です)


気になる公的業務やら民間業務とやらは、「中小企業診断士の年収 気になる収入の中身も公開!」 ← こちらでご確認ください。


こんな感じで、中小企業診断士を取得して初めて、資格を活かし、コンサルティングができる喜びの中、私は凄く燃えていたんですね!


サブコンサルタントであった半年までは。。

こっさん、メインコンサルタントに昇格する!


私が入社してから3ヶ月ほど経過したころ、初めて経営改善計画書というものを一人で担当させてもらったんですね。


「経営改善計画書」
とは、これから会社を興すとか新事業を行う場合の事業計画とは違います。

債務超過である会社に多いのですが、既に融資を受けた借入金の返済が、業績悪化によって返済が難しくなった際に、月々の返済額を減らしたり、返済スケジュールの変更、時には新たな融資をお願いするために金融機関に提出する計画のことです。


経験がある人であれば分かるのですが、知らない人の方が多いと思いますので、例として「日本政策金融公庫」のものを少しUPしておきます。 ↓


日本政策金融公庫の経営改善計画書は合計20ページほどで少し内容が薄いのですが、私のコンサル会社では、さらに内容が細かく30~50ページほどになるんですね。

ただ、普通の中小企業診断士では我々ほどの緻密な計画書を作成できる人はいません。

この経営改善計画書の話や実務の裏話は、こちらの記事 → 「中小企業診断士の仕事内容 実務の問題や裏話も話します!」 でご確認いただけます。



まあ、とにかく、月々の返済を何とかするために金融機関に提出する計画をペーペーである私が作成したわけです。

通常はペーペーコンサルタントに一人でさせないのですが(失敗したら金融機関からの信用がなくなるため)、上の者が忙しかったことに加え、簡単なほうの案件だったので、ようは私は放ったらかしにされていたわけですね、はい。

簡単とは言え、おめーみたいなバカにできるわけなくね?

バカにバカって言われたくねーわ。

二人とも口が悪いでしゅね。。




まあ、力量が足らない私にとっては簡単な案件でも非常に難しかったですね。


詳細は避けますが、担当した会社は債務超過で実態バランスシート(決算書のBSから資産にならないものを引き、役員報酬等を資本に組み込む等)がさらに悪化、赤字で減価償却費もほとんどないため、簡易CS(キャッシュフロー)もマイナス。

計画では、1年目は借入金の支払いを止め、2年目からは残高プロラタ(単純な借入残高に応じて返済額を按分する方法)にて返済しつつ、具体的な売上増加方法とアクションプランを盛り込んだのです。

俺には何のこっちゃんうーろんちゃ状態だけど、どないなったわけ?




これが、うまくいっちゃったわけですよ。

簡単な案件であることを前提ですが、上司からも特に注意されることも怒られることもなく(計画のチェックは当然あります)、好き勝手に動いた割には、金融機関への1人での交渉(社長も一緒)もうまくいきましたし。


このように、初めての1人経営改善計画書が、たまたまうまくいってしまったおかげで、 社内での評価がかなり上がってしまったんですね。

結果、その3ヶ月後に私はメインコンサルタントになってしまいました!

すげーじゃん!
バカなくせに良かったな!

だから~。




ここからが「本当のコンサルタントの仕事の始まり」であり、「苦悩の始まり」でもあったのです。。

こっさん、挫折しながらも成長する


元々、入社した時はアパレル時代よりも給料が低かったのですが、コンサル会社に入ってから半年後、メインコンサルタントになったことに加え、評価があまりにも高かったせいもあって、給料は大幅に増えました。


なぜ、メインコンサルタントになれたかと言いますと、評価が高すぎたせいもあるのですが、同僚のコンサルタントが辞めてしまったことも理由です。

なので、私がやるしかなかったんですね。

なんだ、結局は玉突き人事かよ。。
褒めて損したわ。

素直に褒めてなかったでしゅけどね。。




何はともあれ、私がやるしかなかったので、頑張ろうと決心したんです!


でも、急にすっごい難しい案件を任されることになったり、ボスの詰めが厳しくなったんですね。

また、金融機関から舐められたり(銀行マンからあんまり分かってないヤツだと思われると、思いっきり見下してきます。全員ではないですが。。)して、最初はほんとに胃がキリキリしてました。

失敗することも多く、挫折することが多かったですね、ほんとこの時は。。

でも、必死で取り組むことで業務にも慣れていくと共に、金融機関からも信頼を得ることができ、対応がガラッとかわりましたね。(銀行マンからこいつ、できるヤツだなと思われると、めちゃくちゃ頼ってきます(笑)。。)


数値のことを詳しく分かって、こちらから打ち返しや新規融資案を金融機関に提案することで主導権を握ることができますし、金融機関の事情を知ることで計画もスムーズにいきます。

また、保証協会とのやり取りは普通、金融機関が面倒くさがる仕事なので、我々が行うと金融機関からほんとに感謝されますし、その後は凄く頼られますね。


この、金融機関・保証協会事情を知らないことや、金融調整、数値に弱い中小企業診断士が多いため、私のコンサル会社は金融機関から頼られる存在だったんです。

経営改善計画書はもちろんですが、事業計画(資金調達案件)も結局は「金融機関との調整」が一番重要なんですね。


金融機関に相談することなしに計画策定を勝手に進めることや、金融機関事情(稟議の方法、担当者の立場等)を無視した計画を作成すれば一発でアウトです。

もちろん、こちら(担当している会社)が主導権を握ることは当然なのですが、金融機関担当者の顔を立てることも必要となります。

お金を貸してもらっている、または借りようとしているから当然ですよね。

私のコンサル会社は金融機関との調整が得意な上に、難しい案件も引き受けて解決させるため、金融機関とのパイプが太く紹介案件が絶えなかったんです。


この紹介案件が多いことが、私が崩壊する始まりだったのであります。

こっさん、崩壊する


コンサル案件に少し慣れたときに、一気に仕事が増加しました。

その時の私の1日スケジュールが下記です。

【1日のスケジュール】

9:00  業務スタート スケジュールの確認
      経営改善計画書の作成、銀行との電話でのやり取り
      他の会社の経営診断資料作成のため、従業員に電話で確認する

11:00 昼から顧問先訪問のため、資料作成(BL,PL,CS、売上分析表)

13:00 顧問先訪問

15:00 新しい訪問先や様々な会社案件で必要な書類を揃えるための電話
      様々な経営改善計画書作成のため、税理士や社長、銀行に電話
      経営診断報告書作成

18:00 同僚とペアで支援している、重い案件の打ち合わせ

19:00 この時間から集中して経営改善計画書を作成しまくる

23:30 終電に間に合わなくなるため、慌てて会社を出る


 

【案件数(常時の平均)】

経営改善計画書:8件
モニタリング報告書作成:4件
経営相談:随時
提案書作成:経営相談先に
資金調達案件:1件
顧問先:4件
経営診断先:1件
執筆(会社メルマガ等)
たまに補助金申請書作成も

ていうか、こんな多くの案件できんの?
しかも、時間がかかるんだろ?




特に経営改善計画書作成がめちゃ多く、案件が重いのもまざってますし、複数あるので金融機関とのやり取りが多い!

もちろん、経営改善計画書の全てが急ぎではないのですが、何件か急ぎの計画書を仕上げた瞬間に、少し猶予があった案件が急ぎ案件になっています。

つまり、常に緊急案件を抱えていることになるのですが、日中は緊急案件ではない他の案件の資料手配や修正、電話でのやり取り、打ち合わせ等が多すぎて、緊急の計画書作成は通常時間中に集中して作成できません。

なので、定時が過ぎてやっと集中してやる感じです。


プラス、クライアントは経営が厳しい会社が多く、失敗すると倒産する可能性のあるものが多かったため、計画を雑に早く仕上げるわけにはいきませんし、プレッシャーがきつい状態が継続されます。

結果、ずっと追われまくってるストレスフルな状態であり、ほぼ毎日終電帰りでした。


おそらく、優秀なコンサルタントであれば、うまいことさばけるんでしょうが、能力がそこまで高くない私では正直無理でしたね。

まあ、どこのコンサル会社も似たようなもんでしょうし、私だけが特別忙しいわけでもないと思います。

コンサル会社は確かに大変ですが、多くのノウハウが学べるため成長が早いですし、実践経験も多く積めるため、独立してすぐに稼ぎたい方には私は本当におススメします。

矛盾しているかもしれませんが。。

でも、その時の私は他のことを考える余裕もなく、限界というか精神が崩壊してました。

1年かかった経営改善計画



中小企業診断士と言いますか、再生案件がどういったものなのかをイメージしてもらうために、少しお話しておきます。

ちなみに私の精神が崩壊する前の、ある会社の経営改善計画のお話ですが、詳細は下記記事をご覧ください。


【参考記事】中小企業診断士ブログ 一年かかった経営改善計画策定の巻



この案件で、相当神経をすり減らしたと言いますか、消耗したのは間違いありません。


なんせ、普通の経営改善計画は1年もかけませんし、1年かかること自体、相当おかしい案件だから。

しかも、採算が合わないですし、もちろんこの案件も真っ赤っかです。


それでも辛抱して、経験が足らない私に任せてくれた、当時の私のボスには感謝してます。

こっさん、逃げる


私の精神が完全に崩壊したきっかけは、とある顧問先の「経営診断」でした。


元々、顧問先として毎月訪問しており、私の中では大きい方の会社(製造業で従業員200人以上)だったのですが、次の経営者候補と幹部候補生を育てたいということで、「一大プロジェクト」が始まったのです。

まずは、こちらで「経営診断」を行い、課題と問題点、改善策の提案を行い、次に顧問先の「プロジェクトメンバー」を選んだ後、メンバーと一緒に改善策の実行と事業計画を作成していきます。

このプロジェクトによって、

  • 経営者候補と幹部候補生を選定し自覚してもらう
  • メンバーに会社全体のことを把握してもらう
  • 当事者意識を持って会社の運営にも携わってもらう



以上が目的です。

また、事業計画を一緒に作成することで数値にも強くなり、部門のリーダーとなってアクションプランを実行してもらうことが可能となります。


このプロジェクトが本当に大変だったんです。。


こっさん、経営診断を行う



「中小企業診断士の実務補習 働きながらでも15日コースがおすすめな理由」 でお話をしましたが、中小企業診断士の試験合格後に実務補習で行うのが「経営診断」です。

簡単に言えば、会社の経営やマーケティング、財務、人事組織、IT等の問題点を洗い出し、改善策を提示するものですが、4、5人でパートごとに行います。


ただ、コンサル会社での経営診断は、実務補習のような簡単な報告書では許されません。

なぜなら、いただく資料は膨大ですし、依頼企業には多額の費用が発生するため、当然依頼するほうも真剣だからです。


補足ですが、実務補習が簡単で一般論的な報告書になってしまうのは、診断してもらう会社に費用は発生しませんし、いただく資料も決算書だけなんで、簡易になるのはしょうがないんですね。


そして、顧問先の経営診断ですが、私一人ですることになったんです!

厳密に言えば、私のサブとしてもう一人いたのですが、すぐ辞めてしまったんで、開始早々、一人になっちゃいました。


これがもう大変のなんの!

いただいた資料が膨大で、調べることとデータ作成が多いし、地方の工場まで行って従業員の数10人からヒアリングするのに加え、既存の仕事である経営改善計画書や顧問、その他の仕事も溜まってる状態です。

また、この時期に補助金作成支援も加わり、もう何がなんだか分からない状態で仕事してました。

そして経営診断の内容は、

  • 経営分析
  • 得意先別売上分析と競合との比較
  • 各部門の費用分析
  • BS、PL、CF
  • 従業員の年齢層・給料・男女比率を競合企業と比較
  • 外部環境分析
  • 各部門、各工場でのヒアリング内容を加味したSWOT分析
  • 営業、仕入、生産、IT、経理、人事、工場別の現状、課題
  • 各部門と各工場のアクションプラン 等



上記をてんこ盛りにして、150ページ。

何とか3カ月で仕上がりました。

しかし、ここからが本当の地獄の始まりだったのです。


地獄の事業計画策定がスタート



経営診断が終わったものの、息つく暇もなく、すぐさま事業計画策定がスタートした。

事業計画策定は経営診断の中のアクションプランの1つで、一番重要なタスクであり、最も困難なものであった。


なんせ、従業員は事業計画どころか、数値面も弱く、BSとPLを理解することから始めなければならないから。

なので、私は勉強会を開催したが、PLの売上総利益(粗利)は何とか分かるけれど、営業利益はいまいち分からないし、ましてや減価償却費の概念はちんぷんかんぷん。

当然ですよね。

今まで、数値面の勉強なんかしたことがないのですから。

この状況で、計画は仕上がるのか?

めちゃくちゃ不安でした。


結果的に、BSを理解することは不可能だと悟り、事業計画は私が作成することになった。

幹部社員にはアクションプランの立案と実効策を考えてもらうことになったのだが、もちろん一緒に考えないといけないし、その他にもやることはいっぱいあった。


例えば、200人以上いる会社なので、分析するデータは多く、ITシステムもめちゃくちゃで改善しなければならないし、営業方法の変更や組織変更も必要。

一番の問題は、部門別会計である。


私はこれまでに部門別会計を計画に取り入れた経験はあるが、この会社ほど社内の会計システムが複雑でめちゃくちゃなのは初めてだった。

そして、税理士さんは理解しているだろうが、社内での勘定科目の振り分け方が適当で分からない!

私には理解不能だった。


であれば、税理士さんに手伝ってもらうのが早いし分かりやすいのだが、肝心の税理士さんは確定申告業務でバタバタのため手伝ってくれず。

そのせいで大幅に時間がかかったのである。

部門別会計は膨大な量の費用項目を各部門と各工場に案分する作業が必要でなのだが、肝心の分析資料が適当であてにならない上、間違っている。。

「マジで無理!」


この時にもそう思ったのだが、もっとやることがあった。


例えば、減価償却費も案分するのだが、200以上の設備の償却費をどのように振り分けるか、営業の各得意先の売上を何を根拠にどのような割合で各工場の売上に振り分けるのかを考えていかなければならない。

また、工場の備品や材料は一括仕入れして振り分けているのだが、システムが古いため、工場ごとにソートできない。

「何千アイテムを手打ちで振り分け?無理、絶対に無理ー!!」 


などなど。


問題は他にもあり山積みなのだが、正直、あまりの膨大な資料とやったことのないことばかりで悩み、どう解決していいのか分からないことも多かった。

結果、時間だけが過ぎていき、私は途方にくれていたのである。


幹部社員らは本当に頑張ってくれていたのだが、作業をどのようにすれば早くできるか、そして幹部社員をどう動かしたらいいのかを私が完全に分かっておらず、結果、曖昧な指示を出して幹部社員を迷わせることもあり、本当に申し訳なかったと感じている。


しかも、この難関な事業計画プロジェクトに加え、同じ顧問先から資金調達計画の策定を依頼された。

プロジェクトの事業計画を作りながら、もう一方で、同じ会社の資金調達用の内容が違う事業計画を作っている私。。


「なぜ、この時期に同じ会社で2個の事業計画を!? いい加減にしてくれー!!」


と心の中で叫び、自分に突っ込んでいた。



そして、この事業計画プロジェクト以外の他社案件で、10件ほどの経営改善計画を同時進行していたのだが、緊急の経営改善計画が遅れだし、緊急ではなかった経営改善計画も緊急に変わった。


結果、緊急である経営改善計画が何件にも膨らみ、 別の顧問先案件、モニタリング報告書作成、補助金申請書、新規のM&A案件がさらに加わり、しかも事業計画プロジェクトも悪戦苦闘中。


「もう俺、だめかも。。」


時間がないことが能力不足である私をさらに追い立て、ミスが増え、修正のための仕事がさらに加わっていく。


こんな状況では当然、経営改善計画もボロボロであった。

ボロボロでも仕上がればまだいいほうで、もう間に合いそうにない計画もちらほら出てきたのである。


今まで何度も諦めそうになっても、何とか頑張ってきた私だったが、限界の限界を超えてしまった。

「本当に、もうだめだ。。」


私はとうとうギブアップをした。


つまり、私は逃げることを選んだのである。

こっさん、コンサル会社を辞める


私は会社を辞めることにした。

直属の上司には引き留められたが、逆に残ることでかえって迷惑をかけてしまうし、会社が致命傷にならないためにも早々に「辞職願」を出したのである。


結果、有能な私のボスや上司が経営改善計画のいくつかを引き継いだことで、多くの負担をかけたが、何とかクライアントと当社との関係は継続できたので、早く辞職願を出して正解だった。(もちろん迷惑はかけてしまったが)


顧問先の事業計画プロジェクトは同僚に引き継ぎをしながらも、私も一緒に引き続き作成し、数値計画や部門別会計を何とか完成させた。


最後の報告会に参加できなかったのは、 幹部候補生と共に一緒に頑張ってきた私にとっては残念だったが、去る者が参加する資格もなければ必要もない。


でも、ほんとに幹部候補生は優秀で頑張り屋さんだったな。。

別に上から目線ではないけど、今後が楽しみな会社だと私は思っている。



ということで、私のコンサル会社での業務は終了したのだが、結局、私がコンサル会社を辞めた理由は何だったのか?

理由はいくつもあるが、主に下記である。

  • 私の知識、経験、能力不足
  • 複数の難しい案件をこなせるほどの能力がなかった
  • このまま会社にいると、クライアントにも会社にも迷惑をかける
  • 精神的にも肉体的にも疲弊しすぎた
  • コンサルタントとして今後もやったいきたいと思わなくなった



つまり、今後、「プロのコンサルタントとして」やっていける能力もなければ、やる気も私にはない。

と感じたからである。


正直、私は “所属していたコンサル会社では” 能力はあまりないと思っているが、その辺の中小企業診断士には負けないと言うか、私に事業計画や数値構築のことで勝てる診断士は少ないと思っているし、実際にそうだと確信している。

何が言いたいのかというと、 私がコンサルタントとして独立すれば、凄く稼げるかどうかは別にして、食っていける自信はある。ということなのだ。

別に負け惜しみで言っているのではない。


でも、もうコンサルタントはこりごり。

コンサルから逃げた人間だが、私には未練も後悔も全然ない。


たぶん私は当初から、コンサルタントに “なりたかった” だけであり、コンサルタントで食っていく気はなかったのだと思う。

コンサルタントに憧れていた、”ただのおっさん” だったのだ。



でも、そんな私を受けれいてくれたコンサル会社に今思うことは、「感謝」だけである。

冗談ではなく、本気で。

私みたいなおっさんで、しかも未経験にもかかわらず、入社させてくれた。

私は、本当に凄いコンサル会社の下で、凄い能力のボスや優秀な上司に一から教えてもらい、鍛えてもらったと思う。

この会社でやってきたことは自慢できるし、苦しい案件で実践経験を積んできたからこそ、中小企業診断士やコンサルのことで “少し” は偉そうに言えるのだと思っている。


なので、凄すぎるボスに比べればまだまだだが、数値には詳しくなったし、コンサルのやり方も分かったつもりである。

まあ、よく怒られたし、案件で寿命が縮まる思いもしたけれど、こんな貴重な経験をさせてくれたのだから、感謝してもしきれない。

たった2年しかいなかったけれど、内容が濃すぎたことに加え、勤務時間が長かったこともあり、5年ぐらい在籍していた感覚である。

それぐらい、コンサル会社の経験は濃いと思うし、

「独立して稼げるようになるにはコンサル会社で働くこと」


が近道であると私が強く言う理由なのだ。

そして、コンサル会社では苦しんだけれど、頑張ったことは私の誇りである。


本当にありがとうございました!

こっさんの新たな挑戦


ということで、コンサルから逃げた私が今何をしているのかと言うと、、


アパレル業界に戻っちゃった!

「てへっ!」

てへ、じゃねーよ。
戻ってくるっておめー、ダサすぎじゃねぇかよ。。

ぼくたちも戻ってこれて良かったでしゅ!

ほんと、ここまでの話が深刻すぎて、私たちが出づらいのなんの。。




確かに出戻りって、ダサいイメージがあるかもしれませんが、私にはそんなプライドなんかありません!


コンサル会社の時に転職サイトに登録して良い求人を見つけたっていうのも大きかったですね。

なので、サクッと知らない顔して戻ってきちゃったのです。

周りからバカにされただろ?



元いたコンサル会社や中小企業診断士仲間からは「もったいない」と言われましたが、アパレル仲間からは、笑いながら、

「おかえりー」

「やっぱり戻ってきた?」

と少しバカにした顔をしながら話してましたよ。(笑)

で、今は何してんの?
アパレルの経営企画関係とか財務担当?




それもよく聞かれるのですが、私の仕事は、、


ただの営業マン・・

「がちょ~ん」

マジか~。
コンサル会社にいた意味ね~。

人生の落後者ね。。
こうはなりたくないわ、私。




落後者。。


まあ、人によって考えはそれぞれで良いと思いますよ!


実は、ある転職エージェントから大手アパレルの経営企画職を紹介してもらって合格したのですが、悩んだ経緯があるんです。

でも、これじゃあ、コンサル会社での経験は活かせるけど、コンサル会社でやっていた似たような仕事をすることになるので、なんかもう嫌だったんですね。

しかも忙しそうですし、私個人でやりたいことができる時間もなさそうだったんで、断っちゃいました!


大手会社の経営企画がどんなものかは少し知りたかったんですが、しょうがないですね。


それに、私はアパレルの営業が合っているんだと思います。

現に新規をバンバン取って売上をかなり上げてますからね!


やはり、私には効率がどうとか、論理的にとか、会社に偉そうに言うのは向いてないみたいです。(笑)

なので、今はまたがむしゃらに、一営業マンとして頑張ってます!


あ、それとは別に、私は独自に動いているんですよ~。

やりたいことがあって、今は営業マンと並行して、自分のビジネスを進行中です。

マジで? 気になるだろ。。
何をしてんのか教えろよ、このボケ。

とても聞く態度じゃないでしゅよ。。




カチん!

イラっ。

やっぱ怒ったでしゅ。。




今はとりあえず、内緒!

いつかどこかでお話しする機会があると思いますので、その時をお楽しみに!


ゴーイングマイウェイ


こっさんの旅は続くのであった。。

最後に




いかがでしたでしょうか?


今回はかなり長編となってしまいましたが、私の「中小企業診断士になってコンサル会社に転職」した結果、どうなったのかを実際の仕事内容も含めて、赤裸々にお話をさせていただきました。


結局はコンサル会社を辞めることになりましたが、今はとても不思議な感覚なんですね。

なぜかと言いますと、中小企業診断士になる前は、診断士になることが最大の目標であって、実際に一発合格した後は、コンサルタントになりたくてモヤモヤし、苦悩していたことを考えると、今は全てが達成されているからです。


ただ、コンサル会社を辞めるってことは考えてませんでしたが。(笑)


コンサル会社を辞めたことは事実ですが、私はやりたいことをやっての結果なので、後悔もなく満足しています。


何が言いたいのか?


あなたも「後悔をしない選択」をして欲しいのです。


今の現状が嫌で中小企業診断士になりたいのであれば、絶対になるべきですし、合格して独立したいのであればするべきだと思います。


なのであなたも、まずは中小企業診断士に一発合格しちゃいましょう!



中小企業診断士はTACそれともLEC?一発合格できる資格学校はどっち!


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そこからがスタートなのです。


なんか、偉そうにすみません!


でも、私の今回の赤裸々なブログ記事が、あなたの人生において参考になれば、これ以上の喜びはありません。


お互いに頑張っていきましょう!!


転職に関しては、こちらの記事を読んでいただけるとより詳細が分かると思います。

【参考記事】30代が転職するときの注意点 転職で悩んでいるあなたへ

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4 件のコメント

  • […] ました。結果、逃げるように辞めたんですね。詳細はこちらの記事「中小企業診断士の転職 私がアパレルからコンサル会社に就職した話」でも語ってますので、よければ見てください。 […]

  • […] アリングを行い、会社の現状と課題、具体的改善策とアクションプラン)、顧問等、多岐に渡しました。【参考記事】中小企業診断士の転職 私がアパレルからコンサル会社に就職した話 […]

  • […] ので、良ければこちらの記事も見てください!【参考記事】中小企業診断士の転職 私がアパレルからコンサル会社に就職した話コンサル会社は辞めてしましましたが、私はアパレルから […]

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