こんにちは!
中小企業診断士で一応コンサルタントのことまです。
こっさんと呼んでください。
今回は経営の話と給料(報酬)の話になります。
経営の話?
おめぇごときが偉そうに語るんじゃねーよ。
友達がいないから話す人がいないんでしゅ。
可哀想だから、聞いてあげるでしゅよ。。
あんたたちのどうでもいいやり取りはいいから、早くお金の話をしなさいよ。
。。。
経営者になってもやはり報酬は上げたいですよね。。
また、世間の社長はどれぐらいもらっているのかも気になると思います。
私は中小企業診断士のコンサルタントとして過去は経営財務コンサル会社に所属していた経験があり、今は個人でコンサル活動を行っています。
なので、様々な経営者にお会いして給料がどれぐらいなのかを多少なりとも知っているつもりです!
ただ、私個人の考えでは、経営者の給料は高くあるべきだと考えているんですね。
なぜなら、
経営者はリスクがあって大変!
だからです。
経営は大変ですからね。。
ただ、そもそも経営とは何か!?
難しい話になりますが、私なりの考えをお伝えしたいと思います!
ということで今回は、
- 経営者、経営とは?
- 経営者(社長)の給料平均はいくら?
- 社長報酬を上手に上げる方法
以上の内容となりますので、是非とも参考にしてください!
目次
経営者、経営とは?
まず、そもそも経営者とは何でしょうか?
従業員をこきつかって金を集めて、夜の接待にお金を使う人のことだろ?
違うわよ。
従業員は奴隷で、逆らったらボコボコにするか、電気あんまの刑で従わせる、絶対君主のことよ。
電気あんまでしゅか。。
。。。
一般的に、経営者とは “経営方針や経営計画を立案、決定し、会社を経営する人”の総称ですが、その他でも様々な解釈があります。
- 企業の最高方針を決定し,全般的管理を行う最高経営者
- 企業の経営について最高の意思を決定し、経営活動の全体的遂行を指揮・監督する人または機関
とも定義しております。
簡単に言えば、経営者とは
「会社の意思決定を行い、責任を取る人」
つまり、最高責任者です!
なんだ、つまんねーの。。
もっと面白い、しつけ方法ない?
もっと面白いやつ?
こ、こわい。。
少なくとも、電気あんまは本当にやると思うでしゅ。。
。。。
最高責任者である経営者は、会社の意思決定を行って会社を経営していくため、責任が大きいのは当然と言えますね!
経営者の一言で、会社が倒産することもあり得るのですから、そうなった場合は経営者が責任を取ることになります。
なので、経営者の仕事とは細かいことを言えばキリがないですが、「意思決定すること」であり、会社の業績は経営者しだい、経営者の能力にかかっているんです!
そう考えると、経営者は大変ですよね。。
なので私は、経営者の給料は高くあるべきだと考えるわけです!
ところで、先ほどから私は、‟経営者” と言ってますが、‟社長” とは言ってませんね?
なぜなら、厳密に言うと、経営者と社長は違うからです。
だから、経営者が絶対君主で、社長が処刑実行者でしょ?
やっぱりやる気だよ、この人。。
本気と書いてマジでしゅね。。
ただ、ほとんどの中小企業の経営者が社長(代表取締役)なので、たいていの人は両者が同じものだと思うのが普通です!
代表取締役とは、取締役の代表のことです。
取締役の中から選ばれ、株式会社の代表権を持つ取締役を代表取締役と言います。
なので、社長と代表取締役が違う会社がたまにあるんですね。。
ただ、踏み込んだ話をするとややこしくなり、趣旨から離れてしまいますので、今後は、経営者と社長を同じ扱いで話を進めていきます!
経営とは?
経営者の話はしましたが、では
「経営とは何なの!?」
となると経営者よりもさらに様々な解釈が出てきます!
かの有名なドラッカーは、
“企業の目的は顧客創造である“
と定義してます!
顧客創造とは・・・!?
バカな私は最初にこの言葉を聞いたとき、何のこっちゃウーロン茶状態でした。。
まあ、今でもよく分かっていませんけどね!
その他では、
- 経営とは事業を継続することである(ゴーイングコンサーン)
- 経営とは利益を出すこと
- 経営とは社員を守り幸せにすること
上記の内容のことがよく言われています。
ちなみに、”経営とはロマンである!” と、私の先輩中小企業診断士はいっておられましたが、それも面白いなと思いました。(笑)
どれも間違ってはいないですし、どれが正解かも分かりません!
だから経営ってのは、社長の私の足をなめてでも尽くす奴隷を上手にこき使って、私の欲求を満たすことでしょ?
みっちゃんの足は臭そうだから、、ドラッカーさんの奴隷でいいです。。
あ~ん!?
電気あんまの後、海に沈めたろか?
嘘です。
足の指までなめますので、許してください。
ハードな選択でしゅね。
ただ、私の考えでは、経営とは、利益を上げるためでも継続するだけでもないと考えております。
これらはあくまで、手段であって目的ではないからですね!
人によって解釈の違いはあると思いますが、会社が利益を出して、その後どうするのか!?
税金を納めるためだけに存続しているのか?ということに私は疑問があります!
なので私の考えは、経営とは三方良しである「売り手よし、買い手よし、世間よし」の考えなんですね!
“世間” については人によって範囲が広くなってしまうのですが、私の考えでは従業員はもちろん、仕入先、社会もすべて含みます。
つまり、会社に関わるすべての人なんです。
売り手(会社)が利益を出すだけではだめですし、買い手(お客さん)だけのために安く売るのもどうかと思いますし、従業員だけの幸せを考えて給料を上げすぎても、経営はうまくいかないと考えています!
何も私は、従業員のことは考えなくて良いと言っているのではなく、逆に従業員満足は必須条件であり、当然のことだと思うんですね!
なので、従業員のこと以外の要素も必要になります。
つまり、三方のどれか一つに偏った経営をしていても、短期的にはうまくいくかもしれませんが、長期的には続かないということなんです!
なぜそう言えるのかというと、実際に私は中小企業診断士として様々な会社を見てきたからなんですね。
お客さんに売ることばかり考えての安売りで、利益が薄く経営を圧迫している会社や、自社のことばかり考えて利益を社員に分配せず、従業員から総スカンをくらっている社長も。。
現実問題として、三方全てを満足させることは難しいのですが、それでもバランスが重要だと思います!
「それって理想論じゃないの?」
「現実はそんなに甘くないって!」
と思われるかもしれませんが、経営とはロマンでもあります!(笑)
三方良し(理想論)を実現していくことが大切であり、経営を長期的に安定させるためには必要な要素だと、私は考えているんですね!
経営者(社長)の給料平均はいくら?
先ほど経営者の責任話をしましたが、なにも経営者の責任は会社内のことだけではありません!
倒産となれば、従業員はもちろん、株主、金融機関、取引先、お客さんにも迷惑がかかってしまいます。
そう考えると、経営者って本当に大変ですね。。
ただ、それだけ責任が大きいことの逆を言うと、「年収もやりがいも同じくらい大きい」ということになります!
1億以上もらわないと、いくら頼まれても俺は社長なんか引き受けねーぞ!
あんたに頼むバカ社長はいないから大丈夫よ。
でしゅね。
では、いったい社長の給料平均額はいくらなのでしょうか!?
労務行政研究所の「役員報酬の実態」によると、
- 【1000人以上の会社】年間報酬:約5700万円
- 【300人~999人規模の会社】年間報酬:約4300万円
- 【300人未満の会社】年間報酬:約3200万円
以上となっています!
ちっ、1億もねーのかよ。。
じゃあ、やっぱりやめとくわ。
だから、死んでもないわ。
でしゅね。
上記の平均額を高いと思うか安いと考えるか。。
ただ、中小企業の経営者の年収額ははっきり言ってピンからキリまであります!
私の経験上、ほとんど給料ゼロから年収が300万円もない経営者もいれば、3000万以上の経営者も実際にいるんですね。
でも一つだけ言えることは、中小企業の社長の年収はいくらでも高くすることができるんです!
なぜなら、ほとんどの中小企業、特に小さい会社になればなるほど、株主が身内だからです。
大企業では株主が様々で勝手なことをすれば株主総会で批判を食らうことになりますが、株主が身内であれば誰も反対しませんからね。。
なので、業績も利益も多くお金が有り余っているのであれば、別に年収を1億にしても問題ありません!
1億円!!
やっぱり俺、社長やる!
あんたはダメ!
1億円は私のものよ!!
。。。
実際によくテレビで派手な生活をしている経営者を見ると思いますが、めちゃ儲かっている会社であれば、テレビのような生活も夢ではないということです!
まあ、従業員の給料が低すぎれば問題ですし、業績が悪くなれば給料どころか会社自体がやばくなりますけど。。
社長報酬を上手に上げる方法
では、経営者の給料である役員報酬を上げるにはどうすればいいでしょうか?
従業員の給料を100円にすればいいんじゃね?
脱税、、はマズいから脱税まがいのことをすればいいのよ。
どっちも超ブラックでしゅね。
役員報酬には「毎月同じ金額」や「役員報酬の変更は事業年度が始まってから3ヵ月以内」等、様々なルールがあり、役員報酬は定款または株主総会で決議されて決定します。
なので、株主を身内で固められる小さい会社であれば社長の給料である役員報酬はいくらにしようが、一応自由です。
ただ、そのような細かいことはさておき、上手に給料を上げる方法はたった1つなんですね。
利益をめちゃ上げる!
これしかありません!!
なんだ、つまんねーの。
ちっ。。
。。。
例えば、1億円の報酬を貰おうとすれば、単純に言えば利益を1億円以上上げなければ、赤字になって会社がヤバいことになります。
他に収入がなく現金もあまりないという条件等、色々とありますが、簡単に話をするとそうです。
ただ、利益(粗利益)が1億円あったとしても、従業員の給料や家賃等の固定費を支払わなければなりませんし、従業員の給料が安すぎれば辞める人が多くなり、経営的に悪くなっていきます。
また、利益をそのまま全額社長の給料にすれば、設備投資ができなくなり、内部留保(現金等で持っておく)も少なく、業績が悪化すれば一気に会社が吹っ飛ぶこともあり得るんです!
実際に私の過去のお客さんで、業績がかなり良くなったので、家や車、遊び等に金を使いまくった社長がいました。
内部留保が少なかったので、会社の業績が急に悪くなった結果、あっさりと倒産してしまったんですね。
また、社長の中には税金を払うのが嫌でもったいないから、経費として使ってギリギリ赤字にして税金を払わない人もいます。
その場合も、内部留保がないので、かなり危険な状態と言えるんです!
なので、社長の役員報酬を高くする場合は、従業員の給料もそれなりに高くして、しっかり税金を払って設備投資や内部留保できるほどのお金が残る前提となります。
ということは、利益をしっかり残せるほどの価値のある商品や販売方法が確立されている必要があるということです。
つまり、利益を上げるには
- 競争力の高いもしくは真似できない商品をつくる(模倣困難性)
- お客さんが高くても満足して購入してもらえる商品やサービス
- 競争力の高い材料等の仕入れ先との関係性(高付加価値材料の安定供給)
- 組織や評価体制がしっかりしており離職率が低い(従業員満足度が高い)
上記のように、結局は “三方良し” の良い会社にするしか方法がないということなんですね!
税金対策を考えるのも良いのですが、それでは家計と一緒で支出ばかり考えてしまうんです。
ではなくて、収入(利益)をどう増やすかが大事だと思います!
極端な話をすれば、売上20億の会社で従業員に十分な給料を払い、経常利益が10億あれば、社長の給料が1億、2億、5億であっても問題ありませんよね?
あと5億は設備投資するなり、内部留保として現金に残しておけば会社規模で考えれば問題ありませんから。。
経常利益が50%はあり得ませんが(笑)、極端な例とお話しました!
なので、上手に報酬を上げるにはグレーな方法ではなく、利益を上げることが本筋となります。
➡経営者に必要なスキル、能力、知識とは?ダメな経営者の例も紹介
最後に
今回は「経営とは?経営者(社長)の給料平均と報酬を上手に上げる方法」として、
- 経営者、経営とは?
- 経営者(社長)の給料平均はいくら?
- 社長報酬を上手に上げる方法
以上のお話をさせていただきました!
経営者とは「会社の意思決定を行い、責任を取る人」であり、経営とは三方良しである「売り手よし、買い手よし、世間よし」の考えだと言いました。
そして、経営者の給料である「役員報酬」を上げるには、三方良しの考えで利益を十分に上げれる会社にする必要があります。
ただ、社長の給料は高いけれど、従業員の給料は低く離職率が高いのであれば問題ですし、長期的に見れば経営的にも良くありません!
なので、従業員満足度を高めることも大事ですし、社長も従業員も満足できる会社が多くなることが、コンサルタントである私の願いでもあります。。
すみません!!
今回も色々と偉そうに言いましたが、今回の記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです!
➡経営者は孤独?中小企業の社長が悩みや不安ストレスを持つ理由と対処法
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