「自分は社長に向いていない」後継者が事業承継で悩んだ時にすべきこと



こんにちは!

下町のコトラー、こっさんです。


私は経営者から事業承継のご相談をよく受けますが、後継者からのご相談も多いんですね。


そこでは、、

  • 私は社長に向いていない、後継者の素質がない
  • 向いていないから後継者になりたくない



このように悩んでいる後継者さんもおられます。


その時に私は、、

「まあ、確かに○○さんは後継者に向いていないですよね。。」

なんて言いません!笑


とまあ冗談はさておき、こう聞き返します。


会社を継ぎたいのですか?継ぎたくないんですか?


これです!


能力とか自信とかではなく、継ぐ気があるかどうか。


このことが重要なんですね!



はっきり言って、

後継者に資質は必要ありません!


必要なのは、やる気と逃げない覚悟です!!


経営なんて何が正解なのか分かりません。

なので、誰が向いているのかなんて分からないんですよ!



大切なことは、、

自分で自分の選択を正解にすることです!



つまり、仮に事業承継すると決めたのなら、それを正解にするために頑張るしかなんですね!

正解にするためにやり続けるしかありません!!



経営の経験がないから自信がない?

誰だって最初は経験ありません!



財務や資金繰りのことが分からない?

勉強して知識を得ながら、社長と一緒に経験を積めばいいんですよ!



コミュニケーションが苦手?

別に喋り上手な社長ばかりではありません!

無口な社長もおられますし、社長が決断をして誰かに上手く喋らせればいいんです!



現場仕事が苦手?

社長は経営や財務に力を入れて、現場は得意な人に任せればいいんです!



贈与や相続のことがよく分からない?

詳しい社長なんていませんし、専門家に聞けばいいんですよ!



お金がない?

銀行から借りればよし!!



どうですか?

ちょっと強引なところもありましたが。。笑


ちょっとは自信がついたのではないでしょうか!?



「そんなこと言われても、、気持ちの問題もあるし。。」



と思うかもしれませんね。



私は、先代が急死して訳も分からず引き継いだという社長の話をよく聞きます。

でも、ほとんどの会社は継続されているんですね。


つまり、

引き継いでしまえば何とかなる!


ということです。


もちろん、準備しておいた方が間違いなく良いですし、計画なく引き継げと言っているわけではありません。


ただ、覚悟さえあれば何とかなるんですよ!




経営のことは分からずとも、経営はやりながら学ぶことが多いです。


なので、「自分は社長に向いていない」と悩んだ時にすべきことは、向いていないとかの前に、まずは引継ぐ気があるのかないのかをはっきりしてほしいと思います!


それがスタートです。

引き継ぐ気があれば、社長になるために準備をしていけばいいんです!


仮に引き継ぐ気がないのであれば、早めに判断して伝える必要があります。


社長はいつか引き継いでくれると期待しているかもしれませんし、引き継がないのであれば、会社は第三者承継を考える必要がありますからね。



会社を継ぎたいのか?継ぎたくないのか?



まずはじっくり考えてみてください。


以上となりますが、今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです!


後継者の事業承継で一番重要なこと 引継ぐ前に何をすればいい?



 

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